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VICTOR RC-X750

24年前のCDラジカセと言う音楽再生用の家電品がある。今となっては骨董品になったが、今尚、CDをセットしてディープパープルなどを聞いている。確か世の中のレコード店から30センチLP盤と呼ばれるレコード等が消えて12センチＣＤ等に置き換わった時期が1985年。29年前の日本の現状を思い出すのも少し大変だが、日本国民として平和ボケしていたのは確かだ。自分たちの足元から人間が拉致をされても、解決の糸口さえ見出せない組織構造、警察、政府機関、外交部門、等々、何が起きていたのか報道機関も取り上げていなかったように思う。1990年の発売だったと言う、このラジカセ、24年が経過しているが音質的な評価は高い。紛れもないMADE IN JAPANだ。最高品質を目指したであろう日本製品全般、世界に誇るべき技術があるのだろう。他の国の追随をかわす事が出来るか否か、正念場か？かっての『安かろう・悪かろう』の時代は過ぎ去り世界の頂点に立てるか？日本企業は何処に！家電製造会社は巨額の赤字計上に喘いでいると言う、また日本のエネルギー分野などは、もはや輸入に頼るのみだ。ＬＮＧを年6兆円分輸入して発電用に利用せざるを得ない現状だ。国家予算が約90兆円だがその10パーセントに迫る勢いだ。『どうする！どうする！』と言っても、どうする事も出来ない。さて、この家電品、修理に出して、あと20年、使い続けよう。どうも左側からのスピーカーから出る音が弱い、ビクター会社は修理を受け付けてくれるだろうか？（太郎）