1. HOME >
  2. ブログ >
  3. 60年前の日本映画
RSS

60年前の日本映画

 テレビ放映されている日本製映画を少し鑑賞してみた。今は亡き昭和の名優達が繰り広げる劇は郷愁となつかしさと古めかしさ、そして人間の命の限界のような究極の側面を感じた。創作劇と言うのは言うまでもないが年代的には1941年以前の設定のようでクルマと言えば人力車だ。制服の軍属や警官なども登場してイザコザ劇の内容に色を添えていた。公開年の1964年当時としても自動車や鉄道なども戦後20年近くが経過して復興そして経済復旧と時代が変遷する中で映画制作会社も、まだまだ需要があったはずでテレビ全盛期ではなかっただろう。役者さん達も20代前半、30代の人ばかりのようだ。若き日の姿が映画の中で生き続けている。我々、一般人からしてみればチト、うらやましい!役者ご本人様は亡くなられても映画の中で若いまま生き続けて居られるのだから・・・。墓の中に骨をうずめても数々の映画の中で生き続けて居られると言う事は永遠不滅の命とでも表現出来よう。(太郎)