八石太郎の公式ホームページです。Ｈａｃｈｉｋｏｋｕ　Ｔａｒｏ

　歌謡曲は３分間のドラマである！とは誰が言ったのか定かではないが確かに180秒の情景が浮かんでくるような気がするのと、人間の情感の現れを表現出来よう。近くの公的施設のホールで音楽仲間が演奏会を開くと言うので知り合いに誘われて行ってみた。会場は平面構成のホールで音響は悪い。しかし学校の体育館とは違い、床はじゅうたん張りだったので吸音効果があるのだろうか？音が響かない。響きを気にする人は体育館での演奏のほうが良いかも知れない。演奏者のメンバーは2チーム14人くらいに及ぶ、老若男女の混成グループだ。若いママさんかと思わせるメンバーも居たようだ。それぞれが個性を表現していた。コピー曲の応酬だがコピーの完成度の高い楽曲もあった。3時間にも及ぶ時間帯の中で手作りの演奏会は飲食自由・会場出入り自由の環境でそれなりに楽しめた。著作権の関係で入場料は無料にせざるを得ないだろう。劇的な交流と出会いを求めて人は出掛けるのだとも思うが人間が織りなす音響と視覚的情感は、その感覚を刺激して止まない！（太郎）