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入門機器

 何でもかんでも関連付けてしまうのは自分のクセかも知れないが田端義夫さんが歌う楽曲がどうにも自分にとっては新しい。詩と曲の優越性もあるのかも知れないが自分が生まれていない時代の映画や楽曲に感銘を受けるのはなぜか?エリック・クラプトンやカルロス・サンタナが最初からフェンダーのギターやブギーのアンプでギターを弾いていたわけではない。みんな最初は初心者だ。漁師たちを取材したテレビ番組があったが彼らもまたスペインの方までマグロ漁に出ると言う。命がけの仕事だがその彼らと田端義夫さんの歌を重ね合わせてしまった。『玄海ブルース』はその筆頭で情景が浮かんできて、その漁師たちの生きざまとオーバーラップしてしまう。その若い漁師は漁師であるとともにユーチューバーでもあると言う。カツオの一本釣りの際に頭にスマホを固定して撮影した映像をYouTubeに載せると言う。一石二鳥的表現が当てはまる(笑)・・。揺れる漁船の上で男たちは命がけの仕事に取り組むが一人の男は、ただ単に外国に行きたくて漁師になったと言う。65才でいったん引退した漁師も人手不足で、要請があり74才で現在漁師に復帰していると言う。近くの海岸の展望台から大海原を眺めると、何か晴れ晴れとして空気が美味い。(太郎)