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核融合

 彼岸も過ぎ少しは涼しくなり過ごしやすくなるかと思う間も無く、台風16号の影響で昨今、福岡県などは33℃の高温を記録したと言う。はるか太平洋上で発達して日本列島目指して毎回迫りくる台風と言う空気の渦は計り知れない破壊力を持つ。台風の発達の仕組みは、さほど難しいものでもなく図解と説明を見れば誰でも理解は出来る。しかしその勢力は、あたかも生きている生物のような気がして止まぬ。ヤッカイ者だから来ないでくれ!と思いむなしく無情に勢力を増大して我々に襲い掛かる様は古代の人々が神にすがる気持ちは十分理解できた。現在のようにスパコンや気象衛星で進路を計算して24時間監視している時代とは違う自然おもむくまま風まかせの古い時代はどうだったか?都市部での甚大な人命損失と被害は現在も過去も違いがあるわけではない。計り知れない強力なエネルギー源は太陽だ。核分裂とは逆の反応、核融合は水素がヘリウムに変わる時、膨大な熱エネルギーを発散すると言う。太陽表面の温度は6000℃、中心圧力は1500万気圧と言う。大きさは地球の直径の109倍。まさしく空想科学映画(SF映画)の世界を見ているような数字だが科学者が計算したのだろうから、間違いはないのだろう。太陽も無限に輝くのではなく、やがて星としての死を迎えるのだそうだ。赤く膨らみ現在の何倍にもなり最後は爆発すると聞く。地球などは飲み込まれて、一瞬で溶けてなくなるかも知れない。新築した菩提寺の本殿に入り御本尊に向かい祈りの時間をオノレの予定に組み込む事も忘れて雑踏の中で空気を吸って過ごす自分が見える。(太郎)