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名水百選

 以前この表題で調べて2~3、その名水探訪の旅に出た事がある。日帰り温泉も設備があり楽しかった。その中でも2年前の公式調査では毎分14トンの湧き水になってはいるものの1985年の環境庁表示には毎分30トンの記述もあった。5~6年前か、実際に見学した時は、やはり毎分30トンの湧き水だろうと思い、その豊かさに驚いた。『名水百選』との事で当時の環境庁が制定したと言う、現在は環境省か?ややこしい(笑い)。水を求めて素朴な旅をしてみたいとは思う。あの古代エジプト文明では7月~10月までの4か月間ナイル川が氾濫して農民は一切農作業が出来なかったと言う。上流のエチオピアが雨季の為、大量に降った雨が川の水を増水させ、流れてくるからだ。限りなく雨が降らない古代エジプトでの話だが現代に連なる事の事情は各メディアで知る事が出来る。立山連峰の伏流水は富山湾の海底から湧き出し、そのミネラル豊富な湧き水により海水中のプランクトンが豊富で、そのプランクトンを食べて育つ魚介類も多種多様で豊富な漁獲ができると言う。なんとまぁ、我々人間にとっては、ありがたい話でオバが『刺身の昆布巻き』と言う富山県地方の郷土料理の定番を食べさせてくれた記憶は忘れてはいない。大自然の中で生き抜く動植物も、その循環装置の中で酸素呼吸をしていると表現すれば分かりやすいような気がしてならない。この地球そのものが巨大な循環装置なのだ。(太郎)