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取り扱い説明書(instruction manual)

 今更ながらにも良くもまぁ、ここまで過剰装備なモノ造りをするものだと呆れて自分の車庫を出てアリガタ迷惑的な装備をとことん批判しまくると清々するような気がして、たまらなく勝手な『モノ言い!』をしたい。自分のクルマの鍵付属のボタンを押してドアの施錠開錠をする仕組みを『鍵、要らずの乗り込みの、仕組み』(keyless entry system)と言うのだそうだ。通称『リモコンキー』だ。ボタンを押せばドアーは開く。押せば閉まる。の繰り返しかと思い。ボタンを押してドアーを開錠して自分のクルマの周りをウロウロ、『カチャン!』ドアーが勝手に施錠されたではないか? 故障かと思いつつも『取説』を一読。あぁ~、そう言う事かぁ、と納得した。ドアーを開錠して30秒以上ドアーを開けなかった場合コンピューターがクルマのドアーを自動ロックしてしまう機能付きだそうで、車庫の中の片づけを少しやろうかと思い『徘徊』する(笑)、おじさんを蹴散らした自分のクルマに不信の念を抱いた。1990年ヨーロッパでは東西ドイツの壁は打ち砕かれ民族の統一が懇願の後、達成されたが反面、クルマの盗難件数が増え保険会社は保険金の支払い等で経営的に窮地に立たされたと言う。30年も前の話だが、その時、イモビライザーなどが開発され、法律によりクルマに標準装備になったと言う。このイモビライザーなるモノは、クルマ本体のコンピューターとクルマの鍵に仕組まれた暗号が一致しない限りエンジンは始動しないタイプだ。このタイプは鍵をイグニッションキー穴に差し込まない限り盗む事は不可能だ。しかし現在は発展型のスマートキータイプの高級車が短時間の間に、すぅ~、と鍵無しで盗まれるという。『盾と矛』のような電波攻略戦は、果てしなく続くようだ。(太郎)