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瑠璃も玻璃も磨けば光る

遠い日々、自分の幼い子女に正月の、かるた遊びで文字を読み、頭の片隅に残っていた言葉が甦ったのか、あるいは既に学校時代に授業で習ったのか定かでないが意味がさっぱり行方知れずになってしまっていたので調べてみた。『瑠璃も玻璃も磨けば光る』『瑠璃も玻璃も照らせば光る』がある。この『故事ことわざ』も現代に通用する言葉だなぁ~、と色々、置き換えて見てみよう!!『トランプ前大統領のしゃべりみたいになってきた(笑)』その答えは簡単だ。宝石も磨きを掛けないと輝かないし光を当てても、ただの石ころにすぎないと言う意味で、あぁ~、なるほどと納得できる。そのことわざは人間に充てられた言葉だが、その他の事象にも応用できる。近所の中古品販売店には楽器がズラリ、その他の工業製品も多々陳列されていて見ているだけでも楽しい。この中古品販売店の店員達は店の中で色々な物品のホコリを落とし磨き、再販売の為の作業を繰り返す。磨けば売る事が出来るし1円で仕入れたモノを100円で売れば利益も出る。ショーケースの中で光を当てれば光るのである。まさにその言葉どおりだ。事業として成立し、雇用を生み出し資源の枯渇にブレーキをかけて、『一石三鳥』くらいの効果があるのでは、地球の地下から資源を掘り起こし、全くこの世に無かったモノを造り出す能力が人間にはあるが反面、地球環境と食料の枯渇を招く計算結果も出ている昨今、えぇ~、と、ばかりに少し危機を感じるが、現在78億人の人類はその人口を増やしている事の事実がある。石器時代に逆戻りしたくはないにしても、みんな日々のモノ不足を察知すると日曜雑貨品店のレジに行列ができる。突然のわけのわからない恐怖(panic)に陥る。話しが脱線してきたが、この“照らして見る”と言うのはポイントで、20年前、30年前の中古自動車の中には朽ち果てて、その輝きを失い自動車登録を抹消されて中古屋さんの敷地内で雨さらしにされているか、部品をもぎ取られているかだろう。この事象に呼応するが如く、自前の腕と知識で年式の古いクルマを再生復活する事業(Project)に取り組む若者がドイツのフランクフルトにも居た。面白い動画だ。(太郎)