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空想巡行(Romantic Cruising)

男子なら一度は操縦してみたいと思うかも知れない航空機は現在ありとあらゆる種類の空飛ぶ乗り物がある。今は亡き城達也氏のジェットストリームと言うラジオ番組を思い出してしまった。10枚組で番組を収録してあるCD盤も何年か前、通販で購入してしまっている。自宅の収納スペースの奥深くから引き出し、PCにセットしてBGMにして聴いてみた。CD盤のデザインには『道中ご無事に』Bon Boyageとある、曲数は18曲、何か情景が浮かんで来るようだ。フランスの大地に降り立った事がないので、テレビの旅番組などで思い浮かべよう、ストリング中心の音楽が流れる。今やボーイング747の機長を務める女性操縦士もいるくらいだが10000km先の異国に旅をしたいと言う願望に駆られる時がないだろうか。そしてその大型の機械を操縦しているのは、やはり人間と電子計算機だが化石燃料も必要だ。聴いている内にキーボードから指が離れてしまった。聴いたことはあるが曲の題名が何も浮かばない・・・・。そうだ!『恋は水色』かぁ。オーケストラの演奏も音の広がりが感じられて心地良い。イィ~、Good!このまま空想飛行を続けよう(笑)。航空機産業の本家本元もヨーロッパやアメリカ本土に集中しているようで御家芸で軽々と、いかなる飛行機でも製造してしまう。戦闘機からヘリコプター、旅客機、水陸両用飛行艇、なんでもござれだ。航空宇宙産業と呼べば良いのか。日本の機械産業もその航空機製造に少なからず絡んでいる。三菱重工業名古屋航空機製作所はボーイング社の最新鋭の旅客機の主翼部分を託されていると言う。また長年厨房機器などを製造してきた日本のメーカーもあると言う。ボーイング社サマサマと言う事になるが日本のメーカーの技術力の高さと品質の高さが評価されて導入されていると理解した方が手っ取り早い。部品の数が約20万種類だったか100万種類だったか忘れたがテレビの特別番組で一部始終が放映されていた。何事もビジネスで取り引きがあるようだ。夢のような航空機とその操縦席の各表示盤は航空機ファンでなくともその計器類の機能を知りたいと思うし、出来る事ならば操縦もしてみたいと感じる人間もいる筈だ。中曽根政権時、日本も政府専用機を確か2機購入している。ボーイング747だ。格納基地は確か自衛隊千歳基地だったか?日の丸を付けたボーイング社製だ。中国はジム・クリントン政権時代70機をボーイング社に発注している。クリントンさんも当時商売上手でボーイング社その他の会長クラスの関係者を引き連れて、大統領として中国公式訪問し、ビジネスを展開した。当時クリントン政権としては『この上のない、おみやげ』を中国から持ち帰った。話が脱線してしまっているようだが、城達也さんのジェットストリームのCD盤の3枚目を聴いてみよう。何しろ10枚組なものでたっぷり楽しめる。過去の世界情勢はともかくとして、そのボーイング社が最近赤字転落していると言う報道だった。原因は自社の旅客機の墜落事故だ。えぇ~、と我々日本人は考えるが、アメリカ大陸は広いので飛行機を利用して移動しなければ仕事も何も間に合わないのだろう。それにより航空機の需要も日本の比では無いはず、航空機大国アメリカだ。自動運転その他、“あぁ~、このCD確かに旅情よろしくロマンを感じさせるような旋律が響く”レット・イット・ビー、が流れて来た。この瞬間PCへの入力が止まりがちになる。で、まぁ、その航空機やら現在市場に出回っているクルマやらが、センサーだらけの、自動運転だらけの、警報音だらけの、機械に変身していて時に扱いにくい。『そういう時代に突入している!』と言われれば返す言葉もないが・・・・・。SF映画に出てくる空飛ぶ円盤の操縦席にするにはチト早いような気がするのだが、操縦のわずらわしさと緊張を少しでも少なくして離着陸時の恐怖感をなくしたいと言う技術革新は解らなくもないがあまりにもコンピューターにその負担を託すと事故が多発するような気がしてならない。まぁ~、宙に浮いたような話は誰も理解に苦しむだろうし面白くないだろうからヤメにして、墜落がない事を神仏に祈ろう。(太郎)