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作品第64番

交響曲の題名のような表題で、“やめておけ”と自分に言い聞かせながらキーボードの上の自分の指が勝手に動くが如く文字を入力してしまった。カタカナ文字やヘタな英語は使うまい、と心に誓うがカッコつけるためにアルファベットも並べてしまう。シューベルトやベートーベンは有名で大オーケストラがその楽曲を演奏するが自分の好みの音楽としては位置付けが難しい。『音楽に国境はない』と世間一般では良く耳にするが、言葉の壁は存在する。歌詞を理解しようと必死になり自動翻訳機で翻訳すれば、大体の感じはつかめるのだが、あくまでも詩なので奥が深い。イーグルス・ドゥービーブラザース・ビートルズなどは庶民音楽として定着していると言っても過言ではない。2013年ポール・マッカートニー氏の日本武道館でのコンサートでは若者が熱狂していた。とにかく若い世代が熱狂の渦を形成しホールは一曲、また一曲と飽和状態になる。50年以上前の楽曲たちはその輝きにさらに磨きをかけて観客の全面から押し寄せるが観客はその波の高さに乗り、泳ぎを楽しんでいた。興奮と感激と熱狂がコンサートを盛り上げ、演奏アーティスト5人と多数のスタッフは孤高の緊張感と満足感を味わう事ができたはずだ。あぁ~、音楽評論家みたいになって来た、止めておこう。時代は変遷しても人間の声や高価なギターアンプから出てくる音はさほどに変わるものでもない。イーグルスのメンバー、グレン・フライ氏は2016年に亡くなってしまったが彼とドン・ヘンリー氏との合作、Desperado(無法者)と言う一曲がある、スローバラードだが『お前は頑固だなぁ、降りて来いよ、その塀の上から・・・・』と言う一節があるがドン・ヘンリーの詩とグレン・フライとの共同作業の完成品の味付けは絶妙だ。(太郎)