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独自開発

　11年前にテレビ番組を録画したビデオテープを見直して見たが、やはり『古きを訪ねて新しきを知る』事の面白さに触れた。1889年伊藤博文らにより大日本帝国憲法が発布された。おぉ～ぉぅ、またしても天下国家を語るのかぁ～（笑）。そして56年後の1945年8月、JAPANはポツダム宣言を受諾し無条件降伏をした。1700年代アメリカは一足先に合衆国憲法を制定していたようだ。日本はここで既に憲法制定に100年余りの遅れを生じている。1910年代～1940年代半ばまでの30年間、天皇⇔軍隊⇔帝国議会⇔政党政治、この四輪の歯車が回転不良を起こし議会と議員は軍隊に刈られ採られてゆく。アメリカの憲法のように制定当時から三権分立を規定していた憲法と根本的に違っていた。四輪の歯車が回転不良を起こしてしまった法律は都合の良いように改定されてゆく、『一体なぜ？』と、そのテレビ番組スタッフも大学の専門家に質問を浴びせながら番組は構成されていた、天皇の統帥権など解りにくいような漢字も当時の憲法には表記されてはいるが、番組を見ているうちに『あぁ～、なるほど！』と納得できた。学生時代に学んだ教科書代わりになるような1本のビデオテープだ。人間そのものが、その時々の人間の歴史を刻むが、極めて自由で平等な世界が構築される未来が来ないものだろうか。（太郎）