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音楽と映像

 ニーノ・ロータ、アル・パシーノ、ロバート・デュバル、マーロン・ブランド、そしてフランシス・フォードコッポラ監督作品の映画と聞けば映画ファンならば、あぁ~、と思い出すかも知れない。約半世紀前のメイド・イン・ハリウッドの名作。設定は1945年~1946年のようだ。ニューヨークの暗黒街の抗争劇だが、監督は普通の庶民や非合法的組織にも自分達の家族がある事を描き、哀れな人間の悪行の連鎖と欲望、そしてその時代の時間的記録を表現したかったのだと感じた。(マイケル・コルレオーネ)役のアル・パシーノ、そして、その父親役(ドン・コルレオーネ)役のマーロン・ブランド。自分の父親ではないがドン・コルレオーネに幼少期から育ててもらった弁護士役のロバート・デュバル。その映画の中でのセリフに『もうじき1946年になるし・・・・。』の場面も展開するので、その時代背景も計算された映画だろう。DVDのパッケージに入った177分の大作は今時、手軽に見直す事が出来る。名優達の名演技は脳裏に残っていた場面が多々あった。(太郎)