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自動車立国と電子立国

 国内向け乗用車もこの春、斬新な機能満載の新型車などの投入が有るようだ。高速道路に乗ったとしても時速100㎞で走行する事で『事足りる』性能が有れば、このJAPANでは合格だろう。現在の自動車技術を持ってして簡単な技術ではないか?要は自動車メーカーとしては朝飯前の技術だろう?では何を持ってして我々消費者の目を引き付けるかに焦点をしぼり開発が進められているに違いない。軽自動車にしてすでにフル装備と呼ばれる機能的に『てんこ盛り』の装備満載で、逆に使いづらい面も有る。自国の電子産業の衰退などにより自動車組み立てラインも計画倒れしただろうが、その、あおりは一般市民の納車待ちの日々が増大した事に他ならない。とりわけ現在の自家用車も電子部品のカタマリのようなモノで電子部品が調達できない状態だと生産ラインでの組み立ては不可能だ。おおよそ2万点あまりの部品で構成される自家用車はその部品次第と言う事になる。日本国としては半導体産業と呼ばれる業種が衰退した理由を突き詰めて反省している動きが有るのだろうか?台湾企業の技術力を拝借して熊本県にTSMCの工場が生産開始するのは2024年末と聞く。(太郎)