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8年間の戦争

 2006年の作品で『硫黄島からの手紙』と言うアメリカ映画を観てみた。主演は日本の映画俳優その他、1937年~1945年8月までの中国大陸での抗争を含めると8年間このJapanは戦争をしていたのである。驚きで言葉も出てこない!大日本帝国憲法を振りかざし我々一般市民を巻き込んで無謀な戦争を繰り広げて、その結果、JAPANは破滅の道を転がり落ちた。奇跡の復興を成し遂げたが過去の歴史を拭い去る事は出来ないだろう。そして近隣諸国の対日感情は今なお悪い傾向だろう。決して良くないと観測した方が無難だ。国家的対立は続くので表向きの外交の局面は極めて難しい舵取りで一筋縄では行かない筈で有能な政府筋要員が必要だろう。舵取りを誤れば、このJapanは沈没するだろう。と、まぁ、歴史学者のような物書きで始めたが、それにしても悲惨な時代だった。自分の親達の時代で、自由無きJapanで、言わば強制的な『思想』の押し付けと法律で一般市民は縛られた時代だ。ヨーロッパ社会などでもナチスドイツの台頭でヨーロッパ全域が戦争の渦に巻き込まれていたし一般市民の迫害、犠牲者は計り知れない数となった。映画の物語りそのものは創作劇だろうが歴史の事実としては本物だ。人間の愚かさの見本のような戦争は地球上から根絶しよう。(太郎)