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100光年のかなた

 フィレンツェに眠るという、ガリレオ・ガリレイ氏が現代によみがえり現在の電波望遠鏡や宇宙船を見たら、どう言葉を返すだろうか?『それでも地球は回る』と、もう一度、言うだろうか?宇宙空間はあまりにも広く人間の手の届く範囲は限られるが現在の技術を持ってすれば100光年かなたの星の大気の組成まで分析できるという。驚きだ。光の速度で100年、進まないとたどり着けない地球と同じような星まで行ってみたいという願望が加速して探査研究が進む現代。逆に言い返せば100光年かなたの知的生命体も我々が住む地球を観測しているかも知れない。そんな思考が科学者の脳裏を突き抜けて研究に没頭しているのだろう。非現実的と捉えがちだが、これぞ現実の世界が時を刻んでいる。光の速度まで加速できる宇宙船が開発出来たとすれば不可能ではない気がするが・・・。ややこしい話だが宇宙船に乗り込み地球を出発したお父さんは地球上の自分の妻や子供は地球上で100年が経過して普通に歳を重ね、みんな墓の中に入る事になるがお父さんは宇宙船の中であまり歳を取らず100光年かなたの星に向かう事が出来るとの事だ。まぁ~、どのくらいの比率で地球時間と宇宙船内時間の差が生ずるのか現在のスーパーコンピューターに計算させれば答えは1分も掛からないかも知れない、(笑)。地球で待つ家族は大変だ。50年、経っても80年、経っても仕事から戻らない、お父さん。月探査に何度も挑んだ人類、たぶん100光年かなたの星にもたどり着けるさ。(太郎)