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人工知能の台頭

 我々、人間も間接的にコンピューターに殺されていた。そんなバカなぁ!と思う人が居るかも知れないが航空機事故として発生している。エアバスA300による名古屋空港墜落事故である。200名あまりの乗客乗員が犠牲になった。事故原因はパイロットによる〝着陸のやり直し〟によるものでコンピューターはそれを離陸として判断、失速して空港そのものに墜落した。入力してあった「飛行モード」もパイロットは解除、出来なかった。物言わぬ人口頭脳は指令された通りにただそのモードを実行しただけだ。あくまでも人間の判断は、その時点でこの状態では失速墜落すると判断できたがコンピューターにはその判断が出来なかったと言える。その当時の航空評論家は『技術の粋をつくした高価なコンピューターも200名あまりの人の命を守り切れなかった!』と結んだ。バカな人工頭脳は状況判断が出来ないし、とっさの判断をしなければならない状況下において人間の五感は正しいしコンピューターより優れている。昨今AI技術による『我々人間の尊厳、立場などの懸念も予想されて危ない未来が見える!』的なニュース報道も活発だが人工知能は朝ごはんも食べないので味噌汁の微妙な味も分からないだろう。(太郎)