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ドイツ製車両

 YouTubeの動画を見るのは、やはり楽しい。特に自分の趣味趣向に合う動画は見逃せないし、何回も見てしまう。自分自身もチャンネルは開設したが、テーマも定まらない、その技術も磨いてない、撮影機材も無い、の『三重苦』を克服出来ず、開設をしただけ、に留まってしまっている。理想だけを掲げても実務が追い付いていない現状だが、人様は違う。理想と現実を嚙み合わせて、その目的に、まい進しているようだ。ドイツ人青年もそのひとりで彼の持つ自動車整備技術は目を見張るものがある。元々はIT技術者で自分のクルマのエンジンオイルさえ交換出来なかったと言う。次第にクルマの魅力に取りつかれて古いクルマの復活に取り組む状況動画は見ごたえがある。決して広くはない整備スペースでの作業と自動車整備への執着は拍手を送りたくなる。そして、その自分で整備をしたクルマの走行テスト的評価の過程は更に動画を面白くして夢を広げる。一般高速道路の速度無制限区間での時速300kmの走行試験的動画はドイツでは、合法的でなんら法律には触れない領域だ。日本ではほぼ不可能な趣味的な領域での謳歌で〝うらやましさ〟さえ覚える。JAPAN発、開放的空間の創出は出来ないものか。(太郎)