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国家暴走(kotsuka bousou)

 世界の国々も自国の利益と根底にある価値観にとらわれて暴走するが、かつてJAPANも老若男女の一般市民を巻き込んで爆走してしまい、破滅の坂道を転げ落ちた。己を知らず世界を知らずと言う所だった。一般市民は成す術もなく法の支配と時の流れに飲み込まれたが反対勢力が皆無ではなかった。連合艦隊司令長官、山本五十六も開戦に反対をした勢力の一人だったと聞く。後の内閣総理大臣、吉田茂も反対派だった為、主要勢力から現在で言う所のパワハラや電話の盗聴その他、当局からマークされた。そして当時の法律で逮捕されている。まさに『理屈と、こう薬はどこにでも付く』の如く、政治家としての行動制限を受けていた。

 人間と言う生き物はやはり間違いを犯す動物で、たとえそれが国家的組織であっても未熟極まりない。愚かな集団と言われてその国家組織が反論はするが世界の人々はそれを認めない。細部まで緻密に組み立てられた法律の元、明治・大正・昭和と時代は変遷したが一般市民は片隅に置かれたままだった。TV番組などでも『ナゼだ?ナゼだ?』と当時の状況資料などを基に一つの番組として特集を組んで番組を仕立てて放映してくれるので一般市民としては、ありがたい。当時の状況が読み取れる。大日本帝国憲法の下、当時の政府関係者も他国のTV局の取材を受けて話をしていたが『極端な精神主義を日本国として貫いてしまった!』と言葉を締めくくった。(太郎)