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Car assembly line

 ひと昔前ドイツ最大の自動車メーカー、フォルクスワーゲン社の組み立てラインなどの従業員の就労時間は週27.5時間で組み立て効率などが低下した場合、その穴埋めとして無償で自動車組み立てをする旨の協約締結が労使の間で結ばれたというテレビ番組を見る事が出来たが、日本人にとってみれば夢のような話で割り算をしてみればわかると思うが週、4日労働で、一日あたりの労働時間は7時間弱と言う事だ。朝5時から組み立てラインは稼働し、夜10時、組み立てラインは停止する。夜中から朝に掛けては人間は働かないそうで『なるほど、人間に配慮した、働き方だなぁ~!』とその当時、思ったものだ。日本と同じく敗戦を経験した国で自動車発祥の地、ドイツ国は今尚、その工業技術力と付加価値の高い製品の製造と販売の指標となるのだろうか。古くから『社会保障の発達したヨーロッパ諸国です。』と学校で教わった我々日本民族も『自動車立国』である以上ヨーロッパや諸外国に大いに学ぶべき所は多々あるが現状は厳しい。ではどうすれば追い越し、追い付く事が出来るのか?『生産効率』だろうか?『増税』だろうか?『技術革新』だろうか?『忍耐と妥協』だろうか?『少子高齢化』の解消だろうか?。立て看板を色々とぶら下げては、引っ込める日々が延々と続く。(太郎)