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traditional crafts

普通クルマは一種の道具で『伝統工芸品』とは間違っても表現しないが、どこかのテレビ番組ではないが『〇のツボ』のようなとらえ方をしてみてはどうか。以前アメリカ国内の部品製造会社がアメリカ国内の日本メーカーの自動車工場にフロントガラスを納入しようと企業活動を展開。あまりにも厳しい品質基準に驚嘆その後どうなったのだろうか?ガラス表面の目に見えるか見えないかのキズも検査基準に合致しないと言う事で納入受付されなかったと言う。当時、そのアメリカの部品メーカーの担当者も嘆きの色は隠せないようだった。今は電子機器の塊のような人間やモノを運ぶ為の一つの系統の自動車と言う『道具』の持つ魅力もまた多種多様だ。このところ故障をして機能を果たさない自分所有の電子機器の電子基板の中の集積回路の製造元を知る事はできたが部品として入手は出来ていない。たとえ手に入れたとしても自分でICチップを基盤に取り付ける事は、まず無理だ。何千何万と製造される工業製品も故障個所、欠陥個所が広がると我々消費者の利益にはならない。そして製造会社の信用は極度に落ち込む。以前パソコン部屋のエアコンが新品から5年もしない内に故障して冷えなくなったが無償修理をしてもらい現在に至っている。修理報告書には確か『インバーター回路基板交換修理』になっていたような記憶はある。製造年を今、見てみたが1999年になっている。あれから故障もせず働き続けている。まずは信頼性に拍手を送ろう。さて、話を元に戻し、そのICは多分、熱により破損したのではないかと言う事が大方の見解のようで、まぁ~、クルマで言うならば冷却水を入れないでエンジンを焼き付かせたようなものと考えても間違いではない。100年前の水力発電装置をピカピカに磨き今なお使用しているというイギリス人的姿勢はやはり見習うべきか。『消費は美徳』とまでに言い聞かせて自分所有の電子基板を廃棄するか、自分の中で躊躇しているが、まだゴミにして捨てた訳ではない。この文章を読み返すと具体的な事は何一つ記述せず雲をつかむような文体になっているがICのメーカー、それらを駆使して設計製作した各メーカー、そして当時の日本国、総務省の意図的な政策が見えてきた。(太郎)