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クルマの宝庫

 小、中学生の頃世界一豊かな国アメリカと教えられたような記憶はあるが現在も世界一豊かなのだろうか、食料自給率は120%、世界一の穀物生産国で旧ソビエト時代にも冷戦の最中でも穀物をソビエトにも供給したり取り引きはあったと言う。自動車製造の本場で1900年代初頭にはクルマの生産ラインを確立し多くのアメリカ国民はT型フォードを買い求めたと言う。配管工から身を起こし自動車会社を起業したヘンリー・フォードや、知らない人は居ないであろうトーマス・エジソンらが活躍していた時代だ。時代は進むが現在ネット上に動画として観れる映像は楽しい。日本にもクルマの再生修理(レストア)をしてその過程を動画配信している事業者の人、素人の人など様々だが、アメリカ人のそれは見ごたえがある。日本から輸出された日本車もレストアの対象物として新品同様に仕上げるが、レストアする前の乗用車の状態はナンバーが付いたま個人宅の車庫にホコリまみれで保管されていたり、野ざらしで屋外に放置されていたりと様々だが車両ナンバープレートが付いたままだと日本では毎年、自動車税を払い続けなければならず、そんな事をする日本人は、まず居ないだろう。アメリカ社会はクルマの車検制度はないと聞いている。『えぇ~、!』と思うがナンバープレートも自分のモノで登録されたナンバープレートを買ってきてクルマに取り付けて後は抹消しない限り自分のプレートNO,なのだろうか?まぁ~、今時自分のマイナンバーカードや携帯電話番号、自分の家の置き電話NO, あと年金NO,などは固有の番号で税金を課せられるNO,ではないので、アメリカ社会でのクルマと言う道具は自分の足として使うモノで、やはり使い捨ての一側面なのだろうか、合理的な社会構造を構築してきたアメリカの得意とするところか?そもそも車検制度が無いのだから制約、規制と言うモノもゆるいのだろう。

 華やかだ、その車のレストアは、撮影と演出もプロのカメラマンが自分の技術を余す所なく発揮しているようにみえる。『これは素人撮影ではないなぁ~』と感じて見ていても楽しいし個人事業者がビジネスとしてネットを活用して商売につなげているようだ。商魂たくましい限りだ。一方の日本はどうだろうか。色々な規制にとらわれながら改革は進むのだろうか、1980年代、中曽根内閣で規制改革はあったが車検制度も新車から3年後の初回だけ変更になっているが基本的には何十年も変わっていない。さすがにクルマの本場、ヨーロッパやアメリカのクルマ事情は華やかで楽しさ溢れているようだ。(太郎)