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多重権力構造

 約20年くらい前、5月の連休に親子4人で大阪城など観光目的で歴史探訪の2泊3日の旅に出掛けた。鉄筋コンクリート造りの大阪城の内部から天守閣にエレベーターで一気に昇り、大阪の街を見下ろした。電車の窓からも天守閣は見えてはいたが息子や娘もワクワク感はあった事だろう。では一気に時代をさかのぼり1500年代末期の京都や大阪の周辺の時代の流れを時代劇ドラマなどで見る事が出来る。1582年異変が起き、時の武将は長年命運を共に過ごしたNo2の武将の襲撃により、その時代から姿を消してしまう。『本能寺の変』だ。支店長格の社員『秀吉』が社長に昇格。その後も争い事は絶えず、ようやく家康により日本国内の内乱に終止符が打たれた。やはり日本国内に限らずその国の中で異変は起こり混乱と恐怖と絶望感を一般市民は余儀なくされる。1963年ジョン・フィツジェラルド・ケネディー(JFK)はテキサス州ダラスで凶弾に倒れた。その後の世界もベトナム戦争に突入し、破壊と殺戮、恐怖と絶望のベトナム国内だっただろう。時の権力者とその周りを構成する部下の中には、全く価値観の違う部下などが存在して歴史の渦の中に封じ込めてしまえと画策し実行してしまう経緯がある。日本史や世界史の教科書を渡され恩師から教えられた日々を思い起こし時代劇ドラマを観賞すると改めて、その事実の難解さが理解できるし人間の不完全さと哀れな結末を招く無情さに気づいてしまうのは自分だけだろうか?日本における戦国時代の終焉⇒明治維新と内政⇒昭和の時代と内政⇒現代と、時代の変遷を見るときに世界の国々の民族も同じような経験を積み、現在も内乱に明け暮れている国があると言う事実の報道を目にしてしまう。(太郎)