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新幹線と地方都市

 芭蕉も歩いたであろう荒海を右手にクルマを飛ばし80km先の演奏する為のホールを目指した。そこは元町議会の議場だったと言う平面ホールだが床は絨毯張りで歩くには心地よい。一時間単位の貸し出し施設で事細かに料金設定があるが割安な料金で庶民感覚で借りられるようだ。今回は地元の音楽仲間との共同作業(コラボレーション)で演奏する事になり、一泊二日の旅になり大学生気分で演奏→反省会→観光の全段階を楽しんだ。地方都市と言えども新幹線ホームも新設されて文明の発展を感じる静かな、そして風光明媚な所で何処かの県ではないが住みやすさナンバーワンのようなフレーズが当てはまる所だ。出演メンバーは3組総勢10名だった。元町議会の議場だったと言う事で器材搬入専用エレベーターは無いので器材セッティングには不便を感じたが音楽専用ホールに併設されている練習ホールなどにも、やはり器材搬入専用エレベーターを設置すべきだが設計施工者の腕の見せ所が今ひとつ発揮されないまま竣工に至り、あとから不便さを隠しきれない利用者からの声も多々あるだろうが、新設された市民会館や既に稼働している各種施設などもそのような不便を感じる所は多々ある。とにかく器材はギターアンプ、ベースアンプ、PA装置、など重量物ばかりで屈強の若者でさえも運搬とセッティングは重労働だ。大衆伝達(パブリック・アドレス)はPA装置の事だが、このデバイス無しでは音楽イベントその他は成り立たない。(太郎)