1. HOME >
  2. ブログ >
  3. 主演男優賞
RSS

主演男優賞

ハリウッドの巨匠、スティーブン・スピルバーグ氏は映画創りで右に出る者はいないかのような作品を手掛ける。映画『プライベート・ライアン』を見直してみた。せい惨な場面の展開がありテレビ放映当時、幼い子供その他影響が懸念される人などに注意を促す字幕が画面に出たような記憶はある。放映当時職場の女子もあまりにも残酷な場面が脳裏に焼き付いてしまったとテレビ放映の翌日、仕事中に話していた。改めて見直して見ると残酷ではあるが1944年当時を再現したドラマで見ごたえと悲しみさえ覚える場面の連発だ。そして人命の尊さを痛感させられる1本だ。脚本の隅々に、ちりばめられた奥の深いセリフなど戦争映画としては一級品の部類か、主演はトム・ハンクス氏、その他の役者も熱のこもった演技を見せる。占領下のフランスでの戦いの歴史も、あまりにも凄惨(セイサン)な殺戮(サツリク)と破壊の歴史に他ならない。確か1945年5月ドイツは降伏している。そして1945年8月、日本はポツダム宣言受諾の道をたどった。(太郎)