1. HOME >
  2. ブログ >
  3. 歴史探訪
RSS

歴史探訪

 高校時代、就学旅行で九州、京都、大阪など6泊7日くらいの日程で新幹線、現地の観光バスなどを利用し各地を回った。熊本城・阿蘇山の噴火口・長崎はグラバー邸・別府温泉のホテルでの宿泊・そして京都市内での自由行動・大阪の旅館での宿泊・など主にその歴史と自然探訪の旅と言い換えても間違いではない。秀吉や家康が戦いに明け暮れていた時代から江戸時代の安定期に入り、熊本城なども現在に至っている事は言うまでもないが地震で大きく傷み、現在は修復の真っ最中だろう。各地に国宝級の城などが点在しているJAPANだがその歴史は深い。岩手県平泉の中尊寺なども奥州(オウシュウ)の覇者、藤原三代により金色堂を建てその奥底に今も亡骸(ナキガラ)は安置されていると言う。芭蕉も訪れ句を残している。金色堂はまさに金箔をその表面に張り表面保護処理をしている。言い換えれば『表面塗装』と言っても良い。動乱の時代、義経も平泉の地でその生涯を閉じたと言う。聖徳太子が建立(コンリュウ)したと言う奈良の『法隆寺』は世界最古の木造建築として名高い。金色堂は訪れた事があるが法隆寺は、いまだ見て歩きから外れている。有名な各観光地は観光客飽和状態で受け入れ人数の限界に達しているとのテレビ番組もあったが、観光事業者と地元民そして旅行者の動向は如何に。外国人旅行者にとっては京都奈良などは歴史の国JAPANを知る上で楽しみの一つとして来日するのだろう。日本の歴史を振り返れば動乱と安定を繰り返した国家と言えるが世界の国々もまた日本以上にその動乱は現在も進行中だ。

 大阪城は現在鉄筋コンクリート造りだが、また訪れてみたい観光物件のひとつだ。(笑)とにかく広くて大きい。天守閣の内部にエレベーターで昇ると撮影禁止の所があった。えっ、と思ったが正直者を地で行く太郎は撮影の手を止めた。敷地内を歩いていると大阪城ホールなども有る。電車の中から目に飛びこむ大阪城は自分が400年前に居るような錯覚になった。『井の中の蛙』で田舎者には、たまらなくその感覚が心地よかった。文章がとぎれて文面が出てこなくなった。『ここらでよかろうかい!』(太郎)