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修理の達人(Master of the repair)

 人様はやはり、すごい技術を見せつけてくれる。YouTubeチャンネルでの動画での話だが、どう見ても素人ではないなぁ、と思うが案外、趣味でやってる人も多い。自分で使ってる機器を自分で治せるのだから『鬼に金棒』だ。(笑)・・・。色々な細かい電子部品で構成されている電子基板が故障してしまうと、もはや素人には、お手上げだ。自分の例であげると2011年製のデジタル放送用レコーダーの故障は頭をかかえてしまった。知り合いに修理を頼み録画した番組は見れるようになったが、その後またしても故障、録画した番組は見れなくなってしまった。今、想い出したが最初の故障は米粒の半分にも満たない抵抗部品の焼き付きによる故障。修理後の故障は専用ICの故障だった。専用ICはブロードコム社製の部品でネットで捜したら在庫は海外の業者が取り扱っていた。知り合いも『もうそれ以上の修理は無理だ!』と断られた。このICはボールグリッドアレイ(BGA)の技術により直接基盤にハンダ付けされる。説明するのは、かなり困難だがこれを人間の手先で行うと、まぁ~、ゴッドハンドと言う表現の方が当てはまる。電子基板製造は機械での電子部品の実装だろうが人間が直接、基盤にICを乗せて修理する工程を見る事が出来た。(太郎)