1. HOME >
  2. ブログ >
  3. 英国製映画
RSS

英国製映画

 60年前に公開された娯楽超大作スパイ映画を通信事業者の電波を利用して鑑賞してみた。要はインターネット経由で月契約ができるサイトだ。DVDレンタル店に足を運ぶ手間も不要だ。その映像は美しくフイルム作品の筈だがデジタル変換してあるのだろう。停止して後日、その停止した場面から再度、観る事も可能だ。現代のIT技術が成せる技だ。それが即、ガーファ(GAFA)の利潤につながる商業的な展開だ。著作権に関する知識もないが50年超えの作品の知的財産権はどうなのだろう。さて、その映像表現の美には古さを感じず楽園とも思えるようなロケ地の映像がフンダンに映し出されている。ショーン・コネリー氏は既に他界してはいるが映画の中で力強く生きている。原作者のイアン・フレミング氏も、自分の小説が映画化されて世界の人々を楽しませるとは思ってもみなかっただろう。そのフレミング氏は1964年に他界している。第1作が1963年度作品だが、新作が今尚製作され、人々を魅了するシリーズとなっている。おおよそ60年間に渡り製作され続けていると言う事は世界の政治的あるいは系統的な構造があまり変化していないと言う事につながらないか?自由経済諸国と1党支配的国家との隔たりがある以上、このドラマに終わりがないのだろうと分析できるが間違っているだろうか?ついつい大局的な書き出しになってしまったが映画の中に登場するホテルの部屋のインテリアのセンスの良さには憧れてしまう。映画用にデザインされたとしても家具調度品を揃えて映画と同じに自分の家にセッティングしてみたいと思うのは自分だけか?著作権侵害にはなるまい!(笑)。(太郎)