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道路建設技術

 イギリスとフランスの海峡を隔てるドーバー海峡の海の底にユーロトンネルがある。クルマで走った事もなければ現地に渡航した事もないが、その海底トンネル掘削時に固い岩盤に突き当たり工事が中断したと言う。それ以上掘り進めないのである。困り果てた工事関係者は打開策はないものかと奔走し、日本の掘削技術を導入したそうで無事に工事終了。ヨーロッパとイギリス本土は海底トンネルで結ばれた。その日本の技術とは?日本刀の刃先の鋼(はがね)の技術だ。言葉では中々説明しがたいが回転する巨大な掘削機械の刃先にはビットと呼ばれる取り換え可能な鋼鉄の刃が取り付けられている。それにより硬い岩盤を削り取りトンネルを掘るのである。その時のテレビ番組を見ながら『ほぉーっ、!』と驚き・桃ノ木・山椒の木・だったがその鋼の技術は日本古来の刀鍛冶の技術だ。自宅周辺の山岳道路の長いトンネルも曲がりながら高低差がある道路トンネルだ。なぜなのか?疑問は尽きない。(太郎)