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通信販売

 子供の頃、秋葉原の電気街の店などが運営する通信販売でオーディオ用スピーカーボックスやその中に組み込むスピーカーを注文購入していた。こづかいは親に嘆願したのだろう(笑)・・。学校から帰宅して、その荷物が今日到着しているか?明後日到着するか?ワクワクしながら過ごす日々を想い出した。注文書と現金は現金書留で送金した記憶はある。当時としては郵便局利用だ。その通信販売事業も現在では他国企業や日本企業などあらゆる事業展開を提供する事業所があり、無数に近い商品群の中から選ぶ事が出来て翌日には自宅玄関まで届いている。そしてその流通過程ではロボットが仕事をする状況のようだ。完全無人の物流拠点もあるようで、梱包から出荷までロボットが担う様は、あながちSF映画の世界だ。あの、アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キューブリック監督作品『2001年宇宙の旅』の物語りの中に登場するHAL9000型コンピューターのように、将来、宇宙船を総合的に操舵する事になるだろうと思えた。そのテレビ番組の中では既に物流拠点は実際に稼働しているとの事だ。仕事をするロボットに知能を与え、ロボット自身で荷物の状態を把握、判断して適切な商品の掴み取り、箱詰めも難なくこなすと言う。基本的にはHAL9000型コンピューターと同じだ、ただHAL9000型コンピューターは宇宙飛行士や専門学者と対等に会話が出来るコンピューターだった。音声が聞こえなくても人物の口元が見えれば言葉も読み取る事の出来る優れモノのコンピューター。いや、ひとつのモノだろうが者とも言える。人間と同じ思考回路があり、人間と同じ考える事が出来るコンピューターだ。しかし人間に対して従順なHAL9000型はその物語りの中で秘密指令を受けていたため、狂ってしまう。それは木星に到着するまで乗組員には重要な事実は公表せず『ウソをついていろ!』との指令だった。ウソが苦手で絶対に間違える事がないコンピューターは、次から次へと乗組員を抹殺し始める物語りだ。物流の現場で労働力がロボットに置き換わっている現代社会をテレビ番組で見る事ができた。(太郎)