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宝石(precious stone)

 ダイヤモンドを見て『なんだ!炭素の結晶かぁ』と落胆する人は、まず、いないかも知れないがモノを燃やした後に残る黒いスミが炭素でその結晶化したものがダイヤモンドだと言う。海に浮かぶ真珠のような美しさ!とか水晶米とか色々な表現方法で希少価値があるモノを我々は目にしたり食べたりする。表題で何かキラリ光る言葉はないものか?と考えてもネタ切れで、いっこうに思いつかずにいた。かなり前、近所の宝飾モノ鑑定店でダイヤモンドを鑑定してもらったら『1万円にもならないですよ!』と言う『えぇ~!』と思い落胆した。『なんで?』と質問したら、『30万円以上したダイヤでも時と共に価値は下がり二足三文なんです。』と・・・・。ダイヤは加工職人などの工賃が入り込み、それにより値段が付いているだけだそうだ。あれ~、まぁ~、しょせん石ころでしかないかぁ、と考えた方が良さそうだ。そのダイヤモンドのイヤリングを身に付けて演奏する女性を音楽コンサートで音楽と共に鑑賞した事があるが照明に照らされた女性演奏者はキラリと光るイヤリングと同時に演奏に熱が入る。音と光、そしてステージから、ほのかに漂ってくる香水のかおり、聴衆を魅了する陶酔の瞬間は視覚と聴覚、臭覚をも刺激して最高潮となる。この感覚は人間に与えられた宝石の輝きのように思えるが自分だけではないような気がする。(太郎)