八石太郎の公式ホームページです。Ｈａｃｈｉｋｏｋｕ　Ｔａｒｏ

　ありふれた表題だが、人間の五感は誰もが備わっている感覚に違いない。感覚（センス・sense)が、どうのこうのと言えるような知識はないが、人間なら誰もが『気配』を感じる事が出来るだろう。『空気、読めないヤツだなぁ～！』とか色々と現代社会の造語的コトバはある。以前工場勤めもしていた事はあるが、各種センサーが各所に有り、その動作次第で製造工程がストップすると言う、言わば1つの安全装置が働く仕組みだ。しかしながら人間の感覚までは機械には到底、出来ない判断がある。仕組まれた判断だけを機械はこなす。人間は機械ではないので最終的には人間自身が判断する事になる。話がややこしくて訳が分からないのでこの辺にして、ポルシェの工場を紹介した動画を見たが、これがまた・・・・・。一言で言い表すと『人と機械の融合』と表現しよう。あくまでも、人間が機械を監視して正常に機械を働かせて、より良い製品に仕上げる工程が手にとれる。だから価格は高いですよと言わんばかりで納得せざるを得ない。はたして、日本の自動車会社はこの感覚に追随、出来るだろうか？と言う疑問にぶち当たる。まぁ～、欧米人と日本人の感覚は根本的に違うのかも知れないが、それにしても、質実剛健と表現する以外、表現のしようがない。少年の頃、プラモデルを無数に組み立てたが、正にその感覚でポルシェは組み立てられてゆく。そして、環境に負荷を掛けないような取り組みも見えた。（太郎）