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機械的な美(Mechanical beauty)

ネット上の動画は無数にあるがこの双子に見せかけた兄弟が織りなす共同作業は特筆に値すると感じた。当初CG映像かと思ったが実写映像で音声には、"ぴ~ッの音も入る。公序良俗に反するような言葉が録音されていたか?それとも商売上の禁句か?場所はドイツのフランクフルトと言っているが上空からの自然映像は美しい。中古乗用車の買い付けはドイツ国内のみならず海外まで及び、日本で売られたBMW750iLが転売されて中東から運ばれて来たモノまで登場すると言う何とも愉快な映像群だ。二人は趣味を楽しんでいる普通の市民で双子なのか?一人二役なのか見分けがつかないが物語り上、双子にしておこう。整備の腕前も荒っぽいが映像と説明を時間内に納めるにはそのテンポで整備をこなさないと映像編集に影響するか?約13万円で仕入れたクルマを完全整備をして約270万円で売るのだと言う。あまり銭金は心配しないで『この趣味が好きだからしている』とも言っていたが、やはり『好きこそはモノの上手なれ』か。映像編集もかなり巧で“すばらしい”、クルマの持つ魅力は多分世界中の人間がその機械的な美に吸い寄せられ、また生活の足として必要不可欠で惜しげもない大金を個人的に注ぎ込み、我が物として乗り回し、眺め、自慢の象徴として保管をして楽しんでいる事の事実が産業の礎となり自動車産業を育てて来たに違いないが各国の自動車会社の数も興味深い。その中で世界の企業の中で最も収益率の高いポルシェ社があるというのだ。リーマンショックやその他の経済危機もどこ吹く風、収益率は下がらなかったと言う。『驚き桃ノ木、山椒の木』だ。話がそれたが、この屈強な若者二人の仕事ぶりを見ている内にクルマの機械そのものの美も見えてきた。20年前、30年前のクルマ全体としての設計(design)と機能(function)は自動車製造の本場ヨーロッパだなぁ~と位置づけた。時は過ぎ去り2021年~から先、製造現場は電気自動車戦争になりそうだ。かなり前の話しだが投資家はクルマのエンジンルームの中のガソリンエンジンその他は消えてしまうがクルマの室内の部品は無くならないのだからプラスティック成型工場などを買収して〝その時"に備えるのだそうだ。なんとまぁ、さすが先読みの出来る投資家達だと感心したが刻一刻と“その時”が忍び寄り自動車関連企業は危機感を持ちつつも顧客の要求するクルマ達を造り続けて100年あまり、各国の法律の改正の現状も表面化してきた。ほんとに双子に見えるが同一人物か? 本職がIT技術者だけの事はある。(太郎)

修理などの動画は⇒ https://www.youtube.com/watch?v=PGkTkImVSxg&t=0s
今の所、パートNo1~No8まであります。

動画を車種ごとに、まとめた御案内はこちらから。
https://www.youtube.com/c/M539Restorations/playlists