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世界経済とアメリカ経済と日本の実態

リーマンショックから7年、アメリカの経済が回復の兆しを見せているとの事だ。かつて自分のような凡人にもその影響は伝わり数々の苦い経験をしてきた。雇用の壁だ。民間企業はその影響を身をもって被り、その余波は労働者に直接的に伝わる。採算の取れない民間企業の存続はあり得ない。あくまでも利益の出ている企業のみが生き長らえる。今現在のアメリカの雇用情勢は好調なのだそうだ。失業率は5.1パーセント。自動車を中心に好調と言う。ゼロ金利政策からの脱却を画策中だそうだ。では世界経済に与える影響は?強大な国、アメリカの動向に注目が集まる。150年の歴史があったリーマンブラザース証券の終焉によって、もたらされた経済的ショックは計り知れないものがあったに違いない。雇用は切り裂かれ労働者は、崖っぷちに立たされた。『レーガン政権』の時代、『消費は美徳』の掛け声の元、アメリカ経済は好調で破産しても破産宣告をすれば自分の家には住み続けることは出来たと言う。では日本経済は一体、何処に向かうのだろう。技術立国、経済大国などと表現している日本だが、果たしてその実態は? あまり言い話は聞こえて来ない。疲弊する地方都市、非正規雇用の増大、社会保障費の個人負担の増大、高齢化社会の加速、数え上げれば際限がない。古い体質の国家運営ではもはや、この国の舵取りが出来なくなってきているのでは? 色々な施策を打ち出すが、果たして効果は出ているのだろうか?12700万人の肩に、重くのしかかっている。(太郎)