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神社仏閣

 『城』巡り趣味ではないが各市町村の観光協会のホームページを閲覧していたら曹洞宗のお寺が紹介されていた。隣町と言えば隣町だが40km離れている所で、初めて訪れる場所だ。まぁ~、ナビ頼みで訪問してみたが荘厳な造りで山門の脇の石の門柱には天保2年創建の文字が刻まれていたが、こちらもスマホのコンピューターに問いかけたら返答をくれた。1831年だそうだ。あぁ~190年前かぁ~、と『おったまげ!』ながらスマホで少し撮影し帰宅した。お寺の山門の建築材料はケヤキで直径1メートル以上の巨木を加工して組み立てられているようだ。山門の総重量は軽く20トンくらいになるのかも知れない。寺院なので永遠不滅の論理の発想が息づく領域で一般住宅とは違う宮大工の人達の手により建築されたのだろうか?その地域の文化財保護対象になっていたので現在、何らかの税金も投入し維持管理されているのだろうし何より一般住民の墓が無数にある場所だ。観光客で『ごった返す』などと言う言葉とは無縁の場所だがそれはそれは日本の伝統と美を感じさせてくれる貴重な場としておこう。とかく外国人は神秘な国、JAPANとか東洋の美とかの触れ込みで人気が高い我々の国、JAPANの再発見をしてみよう。これは楽しい!うれしい!元気がでる(笑)・・・。

冗談も休み休みにしたいが、寺や神社の創建の歴史もまた古い。全世界の人間は心のよりどころを求めて、やはり信仰心が宿る。目に見えない神を仰ぐ心を持ち合わせている人間らしさを表現しよう。60万年前に遠い外国で埋葬された人骨と一緒に植物の種が識別されたと言う事を想い出した。日本の国立博物館の研究者たちの研究結果か?何か?忘れたが、明らかに死者を弔い花を添えて埋葬されたと分析したのだ。人間だけに与えられた心のよりどころは60万年前も現代も変わる事はない筈で、その心を失った時に人間は悪魔になるのだろう。(太郎)