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　アーサー・シー・クラーク原作の『2001年宇宙の旅』と言う映画を知っているだろうか？冒頭の映像表現の中で類人猿のグループは威嚇を繰り返す場面がある。その映画の監督スタンリー・キューブリックと原作者のアーサー・シー・クラークの製作意図の中には人間と言う動物の本質的な攻撃本能と複雑な進化の過程を描写したかったのではないか？映画を鑑賞している側は多分、少し難解で解りずらい場面が多々あるかも知れないが我々人間が、たどってきた時間的過程が表現されている。現在の世界情勢の中、列強国の威嚇的なミサイル発射映像ニュースが目に入って来てはいるが、『2001年宇宙の旅』の類人猿の威嚇行動の映像表現が一瞬、自分の脳裏を横切ってしまい『あぁ～、！』と・・・。我々の体は進化し現在の風貌に変化したが本質的には変化してないのではないかとも感じた。（太郎）